飲酒運転(いんしゅうんてん)はだめ
12月はクリスマス、忘年会と飲む機会が多くなりますね。
かくいう私も普段お酒を飲む習慣がないにもかかわらずこの季節はビールやワインをいただく機会が一気に増えてきます。なぜだか面識の薄い方たちからは「古賀さんてお酒、結構いけるでしょ。」などとよく言われたりします。なんでだろう普段まったく飲まないんですケド。私は酒豪な人相をしているらしい。
それはさておき飲酒運転による交通事故が増えるのもこの時期です。道路交通法改正による厳罰化や社会的機運の高まりによって年々、数は減少傾向にあるとはいえ安心できません。
お酒を飲んでいるけど少量だし自分は大丈夫と言ってはみても、はたから見ると平常時とは様子がいささか違う、という人結構見かけます。人はアルコールの影響下にある状態だと以下の症状が現れます。
1.動体視力が落ち、視野が狭くなります。そうすると信号の変化や路上の人や車の動きの見極めが遅れます。
2.抑制がとれ理性が失われているため、運転に必要な判断力が低下しています。スピードを出し ていても気づかなかったり、乱暴なハンドルさばきをしてしまいます。
3.集中力が鈍っているため、とっさの状況の変化に対応できなくなります。
4.運動をつかさどる神経が麻痺しているため、ハンドル操作やブレーキ動作が遅れがちになります。
5.体の平衡感覚が乱れ、直進運転できず、蛇行運転をしたりします。このため、信号無視、カーブを曲がりきれない、横断中の人の見落とし、ハンドル操作の誤り、ガードレールや電柱への衝突などをして、悲惨な事故を招いてしまうのです。
悲惨な事故に他人を巻き込まない、あるいは巻き込まれないようにするためにも
1、飲んだら乗らない。
2、乗るなら飲まない。
3、運転手にお酒を勧めない。
4、飲酒運転の車には同乗しない。
5、飲酒運転をさせない。
という当然の意識を持つこと、大切ですね。