今でも語り草になる天才アニメーター金田 伊功さん
ドラマ「アオイホノオ」がおもしろい!3話ではアニメのOPがネタ上がっていましたね。「どうする?津田ヒロミに説明してやるか!?この「009」のオープニングのどこが素晴らしいのかを!」と焔モユルを悩ませた『サイボーグ099』のOP、「俺もブライガーのオープニングをコマ送りで見たい!」と焔モユルを羨望させた『銀河旋風ブライガー』のOP。
これらののオープニングはどちらも日本アニメの作画に革命をもたらしたといわれる金田 伊功(かなだ よしのり)さんが手がけていらっしゃいま。彼の手法は「金田パース」「金田光り」「金田アクション」と呼ばれ当時の若手のアニメーターに多大な影響を及ぼしました。
◆MAG特辑「アニメの革命児 金田伊功」
http://v.youku.com/v_show/id_XMjQzMzkxMTg4.html
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その説得力は、重力も慣性も、その他もろもろのこの世界の法則を、自分の生理にとり込んだうえで、「このほうが気持ちがよい」という感性の部分で作画する能力から生まれてくる、彼の仕事を真似て、荒っぽいポーズや理屈ぬきの動きを描けばよい、と考えるのはあやまりである。
宮崎駿
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あの時代にはこんな天才もいたのです!当時金田アクションをみているだけで心躍りました。金田さんはアニメ誌で芸術が時代の先端を行くのに対してアニメーターは時代とともにあらねばならぬと語っておられました。
生涯いちアニメーターであろうとした彼の職人気質がうかがえる言葉です。